中東国家理解 レバノン編 2.中東唯一のキリスト教国家

2019.04.20 Saturday

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    歴史的にキリスト教徒の多かったレバノン。

    第一次世界大戦、第二次世界大戦を経て周辺アラブ国が独立すると中東では数少ないキリスト教徒が中心の国家となった。

    元来のレバノンの領域は「小レバノン」と呼ばれ、これはオスマン帝国時代にこの地を支配したドゥルーズ派の支配地を根拠とする。

     

    長らくこの地域こそが真のレバノンとされたが、第一次世界大戦後、事実上の支配国となったフランスは元来のレバノン領域(小レバノン)を大幅に越えて、「大レバノン」と呼ばれる元来シリア領域とされるベッカー高原、レバノン北部及びトリポリ市、レバノン南部をも含めて国境線を作成した。

     

     

    これはマロン派を含めたレバノン独立運動を阻止したいフランスの分断政策の一つであった。この事がレバノン内戦を誘引する根本的な理由となった。

     

    こうした理由から、レバノンという国家そのものが人工的なものであり、宗派別で国民・国家の意識の濃淡が激しかった。

     

    具体的に言えば、独立運動を牽引したのはキリスト教マロン派と

     

     

     

    イスラム教ドルーズ派であり、

     

     

     

     

     

    この両派はレバノンに対する帰属意識が高いといわれる。

     

    一方、イスラム教スンナ派やシーア派、

     

     

    ギリシャ正教徒は

     

     

    もともと小レバノンには少なく、大レバノンに多く住んでいた。

    彼らの生活圏は元来シリアであり、ベイルートよりもダマスカスの方に帰属意識が強かったとされる。

     

    これらに対して、比較的最近になって移住してきたアルメニア人は内戦に積極的には関わらず、中立の姿勢を貫いていた。

     

    しかも、こうした宗派はレバノン国内では圧倒的な多数派を形成せず、いずれもがほぼ同じ配分で存在する宗派社会であった。

     

    5月19日はレバノンが舞台の中東映画会です! 入場無料‼

     

    〜以下案内〜

     

    中東平和フォーラム定例会

    中東映画勉強会

    〜Lebanon(レバノン)〜 

          

    『判決、ふたつの希望』

     

     

     

    ジアド・ドゥエイリ監督・共同脚本による2017年のレバノン映画。

    第74回ヴェネツィア国際映画祭カメル・エル・バシャが男優賞を獲得。

    第90回アカデミー賞外国語映画賞にレバノン代表作として出品、ノミネート

    2018年8月日本公演で大ヒット。

    日時  5月 19日(日)

       18:15  開会     

    18:30  上映開始

      20:30  解説、懇談

     

    入場:無料

    会場 日本橋公会堂

    2階 第三第四会議室

    裏面に案内図があります

     

    皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

    *参加される方は 小林(090−3963−9698)までご連絡ください

    主催:特定非営利活動法人中東平和フォーラム

    電子メール:info@mepf.jp
    電話: 03-3249-2443
    電子メール:info@mepf.jp

     

     

     

    新しい感動を受けるほど、人間関係を理解するのに役立つ映画。
    とてもしっかり作られていて感動しました。 ★★★★★  〜映画.COM〜

     

    見なきゃいけない映画だと思うし、観るべき価値もあった。
    対岸の火事ではなく、誰もが抱えるであろう火種の話でもあった。
    アカデミー作品賞を撮って欲しいとさえ思う。 ★★★★★  〜映画.COM〜

     

    中東の紛争の中で、奇跡的に前進していくレバノンの歴史や個人の尊厳がスリリングに描かれていました。
    よくもこんなに整理して、しかも面白く作ったなと感嘆させられました。
    日本人も気になる、他国とどう向き合って行くか考える参考になります。オススメです。 

    ★★★★★  〜Yahoo映画〜

     

     

     

     

     

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