シリーズ 中東平和研修ツアーに参加して 宗教の街エルサレム

2019.03.29 Friday

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    ダニエル医師からZiv Medical Centerの説明を受ける

     

     4日目はお世話になったナザレの友人と別れを告げ、今回の主目的であるZiv Medical Centerに向かいました。

    今回は元軍医で、頭部への銃撃で損傷を受けた際の手術を専門とするダニエル医師がZiv Medical Centeの施設概要及びシリアからの重症患者を受け入れるに至った経緯、および最近ダニエル医師が手掛けた事例等の説明を詳しく話して下さいました。

     

    病院の説明を受けるツアー参加者一同

     

    顔に銃弾が残ってしまった事例

     

    人種、宗教を超えて敵国の市民を治療し続ける病院の方針に改めて感動しました。

     

     Drの詳しい説明の後に、日本から持参した支援金をダニエル医師にお渡しし病院を後にしました。この日は北側のナザレ・ガリラヤ地方の旅程を終え、エルサレムに移動しました。

     

    寄付金を贈呈しました

     

    ヌリッツ博士(ヘブライ大学宗教教育史)による旧市街の説明

     

    5日目はヘブライ大学で宗教教育氏の博士号を取得した現地スタッフであるヌリッツ女史のガイドで旧市街を訪問し主な観光の要所を訪ねました。

    ユダヤ教のラビの手伝いもしていた事のあるヌリット女史のガイドでユダヤ教の聖地、西の壁(嘆きの壁)やイエス様が十字架を担いで歩かれたヴィア・ドロローサ(十字架の道行き)、ゲッセマネの園やオリーブ山を訪問しました。ユダヤ教の歴史・考古学の知識を多く含む、通常のガイドから聞く事が出来ない興味深い話を聞く事が出来ました。

     

     

    嘆きの壁

     

    ゴルゴダの丘 イエス様の十字架を立てた穴がある

     

    オリーブ山から見たエルサレム 足元に見えるのは無数のお墓 ここは墓地の一等地

     

    イスラエル国家認定観光ガイド佐々木宏二氏によるガイド

     

    6日目は、佐々木氏のガイドでヤド・バシェム(ホロコースト追悼館)を訪問しました。

    ヤド・バシェムには、聖書のイザヤ書565節に由来する「記録せよ忘れるなかれ」と刻まれています。館内ではその名の通り、ユダヤ人がどの様にしてナチスから迫害を受け600万とも言われる犠牲者の命が失われていったのかその経緯が、冷静に様々な展示物を示しながら淡々と紹介されています。

    そしてドイツの敗戦と解放を経てイスラエル建国に至る経緯が紹介され、最後に犠牲者一人一人の名前を保存するホールがありおびただしい犠牲者の写真が展示されていました。

     

    ホロコースト被害者の写真と記録

     

    世界中の人々からユダヤ人が見捨てられるなか、杉原千畝氏を始めとする数十名の日本人の手に依って、多くのユダヤ人の命が救われた事実を佐々木ガイドより詳しく学びました。

    追悼館に続く敷地には「異邦の中の義なる人」として認定された人々を顕彰した木が植えられており、杉浦千畝氏の木もありました。

     

    杉浦千畝を記念した記念樹

     

     

     

    この日午後は死海方面へ出かけました。

    初めに訪れたのは第一次ユダヤ戦争の際に、ローマ軍に対抗するユダヤ軍が立て籠もって抵抗したマサダの砦です。ヘロデ王が建てた死海から聳え立つこの砦は非常に堅牢で、ユダヤ人たちは、周囲を包囲した15千のローマ軍に対し二年も籠城して抵抗しました。

    しかし、この戦いもA.D73年(砦の陥落前日籠城したユダヤ人たちの中で史実を語り継ぐ為に生き延びた数名を除き)全員集団自決で幕を閉じます。現在でもこの地はユダヤ人の聖地となって居ます。

      

    世界遺産マサダ

     

    今回のツアーの最後は一同で死海浮遊体験を楽しみ名残を惜しみながら6日間のイスラエルでの中東平和研修の全プログラムは終了しました。

     

        

    死海にて

     

     

    中東平和研修ツアーに関する各種お問い合わせはこちらから

    http://www.mepf.jp/contact/index.html

     

    Ziv Medical Centerの支援はこちらから

    http://www.mepf.jp/donation/index.html

     

     

     

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