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2019.03.21 Thursday

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    患者を受け入れるプロセス

     

    患者を受け入れるプロセスについてですが、普通、患者を最初に見るときに、医者が見たいものは患者の履歴ですね。医者はそれぞれの患者について、ここに来るまでに何が起こって来たのか薬物アレルギーなどはないのかなどを知っておきたいです。

    現実には、2000人の症例について、医療記録が一緒に届いたのはわずか2例だけでした。これはその2件ある医療レコードのうちの1件です。一枚の紙に、シリア側の医者が患者を送り出す前に、どういう治療を行ったかを書いてあるものです。

     

     多くの場合、患者の感情をコントロールすることが非常に大きな問題になります。この若者は、深刻なトラウマに見舞われていますが、彼を見守る家族はいません。そのため、病院はアラビア語を話せるソーシャルワーカを準備して、医者とともに患者を援助するようにしています。ある場合には、家族が何とか一緒に来ることもできることがあります。

    これは周辺の地域に住む人達であり、子供の患者を元気づけたり、精神状態を維持するために重要な役割を果たしています。ここに来れない家族や親戚に代わって、おもちゃや本などを寄附したり、慰問をしたりしています。

     

     

    足をつなぎとめる手術

     

    戦闘の性格からして、例えば地雷を踏んだとか、あるいは直接砲撃を受けてしまったりして、手や足を失ったりします。これはまた悲惨なケースですが、子供の患者が爆弾に遭って両足を失い義足をつけているところです。子供たちは自分一人で歩けるように努力しています。

     

     

    写真上は非常に悲惨な写真ですが、病院に到着するまでに適切な治療が行われてこなかったために、傷口が化膿し困難な状態でやってくるので、殆ど切断するより他には方法がない、もし切断しなければ炎症が全身に回って命まで危なくなる可能性がありました。

     

    戦闘での負傷を専門とする医師の協力

     

    写真は戦闘での負傷を専門とする有名な医者です。

    彼らは負傷者を回復させるためにベストな方法を探すため、この病院にやって来ました。

    この患者に対しては、特別な治療が必要であり、足をまっすぐに保持しておく以外に、化膿した膿を常に体外に取り出せるようにしておく必要がありました。

     

    この少女がつけている通常の骨折の固定器具は3,000ドルもします。

    より高度な、膿を外に取り出せるようなものは6,000〜7,000 ドルもします。

    通常の場合であれば、病院で治療が進み、固定器具が不要になれば、取り外して回収し、消毒して再利用することができます。

     

    しかし、シリアからの患者の場合、通常は12日程度の短期間に、まだ完治もしていない内にシリアに送り返さなければならないため、固定器具はつけたまま送り出さなければなりません。当然この固定器具は戻ってきません。

     

    見届けることのできないアフターケア

     

     治癒して固定器具を外す段階になったら、シリア側の医者がわかるように、どのように取り扱うのかをアラビア語で説明した紙を持たせて、送り出します。

     イスラエルの医者や看護師にとっても、完治していない患者を送り出さなければならないというのは苦しい立場です。手術や治療などベストを尽くしますが、通常は3〜4ヶ月かかる治療過程を見届けることができません。

     

     彼らは平均12日、最大でも2〜3週間のうちに送り返さなければならず、患者をそれ以上見ることができません。そのため、医師は非常に重い心で送り出さなければなりません。

     

     

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