シリーズ 中東平和研修ツアーに参加して 2000年前のイエスの痕跡をたどる

2019.03.26 Tuesday

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    三日目はイスラエル公認の日本人ガイド佐々木氏の案内でガリラヤ湖周辺の観光を行いました。

    最初の訪問地は最近開所した『マグダラ・センター』で、今回のツアーでも参加者の印象に強く残った場所の一つでした。本来ここは2004年教皇庁立ノートルダム研究所エルサレム・センターの責任者ファン・マリア・ソラナ神父が、巡礼者の宿泊や会合が出来る施設をガリラヤ地方に建設する構想から始まったものです。

     

    マグダラ・センター

     

    しかし、いざ建設が始まると、2009年、ガリラヤ地方では初めて、イスラエル全土でも僅か数例しか発見されていない、第二神殿時代(紀元前516年〜紀元70年)のシナゴーグが建設予定地から発見されました。更にイエスが活動していた紀元29年のコインも出て来たため、建設を大幅に延期しシナゴーグやミクベ、市場跡の発掘を優先して来ました。

     

    紀元前516年〜紀元70年頃のものと思われるシナゴーグ遺跡

     

     

    日本語の通訳をしてくださるイスラエル公認ガイドの佐々木氏

     

     

    10年弱の発掘調査の末、今年遺跡の発掘が終了したことを機に、宿泊施設等は建設途中のまま開所に踏み切ったばかりという場所です。

    マタイによる福音書(4章23節)に「イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた」と記されています。発掘が進むにつれこの場所は、当時1万人ほどの人口を抱える小都市マグダラであると証明されました。正にこの発掘されたシナゴーグでは、聖句の如くイエス様が足を踏み入れた可能性があると言われていました。

     

    2000年前の石畳イエス様が足を踏み入れた可能性があると言われている 

     

    この日は偶然所長のソラナ神父が直接説明して下さる幸運に恵まれ、ガリラヤのこの地をイエス様が宣教の地と選んだ歴史的な背景を二時間以上もかけて説明して下さいました。

     

     

    その後、イエス様が山上の垂訓を語られた事を記念して建てられた山上の垂訓教会、説教を聞きに来た群衆5000人に奇跡を起こして食事を与えたパンと魚の奇跡の教会、ペテロの舅の家があったと言われるカフェナウムを佐々木氏のガイドで訪問し、イエス様がガリラヤの地で生き生きと宣教をしていた様子に思いをはせました。この日の夜は正教会に通うクリスチャンの家で食事を御馳走になりました。

     

    山上の垂訓教会

     

    山上の垂訓の様子を描いたもの

     

     

    美しいガリラヤ湖

     

     

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